マンション 1室 リノベーション pt.2

こんにちは。伊藤です。

今日はマンション1室をリノベーションしました第二弾のお届けになります。

解体後の様子からスタートです。

仕切り壁がない状態はこんな感じです。

なかなか皆さんはこのような状態をみることがありませんよね。

この写真にある共用縦管は移動することができませんので、

リノベーションする際はこの位置をもとにレイアウトする必要があります。

今回はキッチンの位置を大きく変えるため、配管が床下を伸びていきます。

そして、あっという間に壁、天井の土台が出来上がっていきます。

そしてその後、床が仕上がります。

さて、突然ですが、これはなんだかわかりますか?

壁は基本として、防火材料の石膏ボードが利用されます。

石膏ボードは燃えにくいという利点があるのですが、

例えば、後ほど棚を取り付けたいとか、鏡を取り付けたい。。

となった場合に、取り付けようとするとうまく取りつきません。

素材上、ビスを入れるとボロボロとしてしまいます。

そのため、そのボードの裏にこのようにベニアを仕込むのです。

ビスがベニアにしっかりと効くため、ちゃんとした固定をすることができます。

石膏ボードが張られ、その後はクロス(壁紙)張りの前のパテ処理になります。

そして、最終的にはこのような形になりました。

南側は開けているので、日差しがたっぷりと入る立地のため

自然光がとっても気持ちよい素晴らしいリビングです!

ではまた!!

外構改修工事(芝生と植栽の撤去、白砕石敷き)

今回は、既存の芝生と植栽を撤去し、防草シートを敷いた上に白砕石で仕上げる工事になります。

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打ち合わせの際に、植栽が無くなることで通りからの目線が気にならないかお声かけさせていただきましたが、建物は道路から奥まった位置に建っているのでほとんど気にならないとのことでした。

植栽が無くなったことでリビングが明るくなり、庭にスペースが出来たことでお子様と外で遊ぶようになったとのお声をいただきました。良かったです!

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ボーダーは砂利が敷いてありましたが、その下から雑草が生えてきていたので、全て撤去した上でインターロッキングを敷き、隙間はモルタルで埋めて仕上げました。

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一度既存の白砕石を退かして防草シートを敷いた上で、白砕石を敷き直しました。建物の周りも砕石の下から雑草が生えてきてしまって、暖かくなると草むしりが大変とのことでしたが、これで改善される

建売物件や中古物件は、実際に住み始めてから「やっぱりあれが欲しい」とか「これは無い方がいい」などと様々な要望が見えてきます。多くの人がコロナ渦で家で過ごす時間が長くなっていると思いますので、毎日の住まいに関するちょっとしたストレスを無くせるようご協力させていただけたら幸いです。

マンション1室リノベーション

こんにちは。伊藤です。

久しぶりの更新となりました。

昨年から何件かマンション1室のリノベーションの施工をしておりました。

ざっとご紹介します。

例えば、古くて味のあるレンガ壁を再現してみたり

キッチンを造作し

左官塗材で仕上げてみたり。

洗面化粧台も造作してみたり。

家具も制作してみたり。

室内窓を取り付けてみたり。

棚板は塗装にも拘ってみたり。

などなど。。。

様々な施工をいたしました。

弊社も日々挑戦をし続け、より良い空間を皆様にお届けできればと考えております。

ではまた!

中原小学校建替工事

こんにちは。大川です。

私が主任技術者として出向していた中原小学校建替工事が、西東京市優秀工事として表彰されました。

左下が私です(半目です)。

私が出向していたのは、新校舎の工事期間である2019年8月から2020年12月までです。

ここまで大規模な現場に従事するのは初めてなので、資格学校に通っていた時に動画でしか見たことの無かった工事が実際に目の前で行われていることに、刺激を受ける毎日でした。

工事用に撮影した写真の枚数は私だけでも7000枚以上あったので、建築工事では4~5万枚くらいの写真を撮影したのではないかと思います。

写真だけでなく書類に関しても、普段弊社で受けるような公共工事とは比べ物にならない量で、その膨大な量の写真や書類をまとめる作業もそれはそれは大変なものでした。

私の他に現場担当をしていた監督が5人いましたので、ファイルの数も膨大な量となりました。

そしてそれをチェックする所長や、監督員さん、市の職員の方も大変だったかと思います(書類に不備があった個所には、しっかりチェックが入ってました(^^;)。

だいぶ大まかにはなってしまいますが、工事写真以外で私が撮った写真を載せさせていただきます。

杭工事
全ての杭(約150本)を支持層まで打ち込みます。
杭芯のズレを確認
土工事
基礎工事
型枠工事
柱せい、柱幅、梁せい、梁幅は適正か全ての箇所で確認しました。
型枠工事
鉄筋工事
鉄筋工事
型枠と同じく、全ての基礎、梁、スラブで、設計書通りに配筋されているか確認しました。
コンクリート打設
足場工事。幾何学的で綺麗です。
立体トラス工事(アリーナの屋根)
これもまた綺麗です…
工事中のアリーナ内部
竣工写真(竣工写真は全てプロのカメラマンが撮影した写真です。)
アリーナ竣工写真
各教室の間仕切り
大階段の天井を仕上げるため、上部はステージになっています。
1階から3階まで吹き抜けになっている大階段。

現場所長をはじめとするJVの監督や、現場の職人の皆さんには本当に色々と勉強させていただきました。

私個人としては一級建築施工管理技士を受験する年での出向だったので、とてもいいタイミングでの出向となりました。監督としても経験知識を高められることができ、感謝の気持ちでいっぱいです。

今回の経験を活かして、幅広い提案と、より品質の高い工事を行えるように努めて参ります!

玄関錠 交換工事

こんにちは。

今回は、シリンダーとハンドルレバーの調子が悪くなってしまった玄関錠を、取替錠で交換する作業になります。

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調子が悪くなってしまったのは、川口技研のドアハンドル&シリンダーです。

川口技研のこの手の玄関錠は全て廃盤となってしまっているため、長沢製作所の取替錠を使用します。

まずは既存の部品を外していきます。

今回新たに施工するのは、長沢製作所「古代取替錠シリーズ」のツーロックタイプのものです。

既存の玄関錠とサイズも変わるので、新たに施工する玄関錠に合わせて、玄関扉に必要な加工を行います。今このタイプの玄関錠を交換する際には、高い確率で必要な工程になります。加工した部分は新しい取替錠で見えなくなりますし、もともと付いていた玄関錠の跡は、付属のベースプレートで隠せるようになっています。

取替錠とシリンダーを取付けて、完了です。

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今回の工事のように、部品のメーカーが廃盤となってしまっていても、他のメーカーで修理対応ができるケースもあります。

最近では、1日の工事で玄関扉自体を交換できる商品もあります。玄関は家の顔といわれる場所ですし、訪問する全ての人が目にする場所でもあるので、綺麗にしたい、イメージを変えてみたい等の理由でリフォームをすることももちろん素晴らしいことですが、修繕の目的を明確にし、必要以上の工事をしない事も改修費を抑えるポイントにもなります。

ただ、破損や不具合の箇所によっては、まとめて修理、更新してしまった方がいい場合もありますので、ご相談いただけましたら必要に応じたご提案をさせていただきます。

和室の京壁塗り替え工事

こんにちは。大川です。

今回の工事内容は、和室の京壁の改修工事になります。

まず、京壁を施工するメリットとしては、

①調湿機能により、湿度を安定させ結露防止効果がある。

②変退色しにくく、断熱・吸音効果がある。

③摩擦に強く、剥離や亀裂の心配が少ない。

④天然素材の京壁であればホルムアルデヒド等の有害物質を含んでいないため、小さなお子様がいるご家庭でも安心して使用できる。

等が挙げられます。

それでは工事の内容について紹介していきます。

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まずは養生を行い、壁に付いているスイッチプレートやコンセントプレート、スリーブカバー等、外せるものは全て外していきます。

繊維壁専用の剥離剤を使用して、既存の京壁を撤去しています。左官屋さんによっては既存の京壁の上から上塗りしてしまうらしいのですが、既存京壁の染みや灰汁が浮き出てきてしまったり、仕上がりが綺麗にならなかったりするので、非常に大切な工程になります。

剥離剤を塗布してから少し放置して、柔らかくなった京壁を剥がしていきます。剥がし終わったら、刷毛で水洗いし、付着物や不陸が無いことを確認します。

仕上げに影響するような下地の穴や隙間、割れ等を補修材で埋めていきます。

補修材が乾く前に仕上げ塗りを行ってしまうと、補修材の色が仕上げ表面に浮き出てきてしまうので、乾燥するまで待ちます。

補修材が乾いたことを確認し、最後に京壁の仕上げです。今回使用したのは、富士川建材の京壁(亜麻色)です。

柱や鴨居、廻り縁などに付着した京壁が残らないように水湿しをしてから、京壁を2~3㎜の厚みで塗り付けていきます。

塗り付け面全体に濡れたら、コテむらが残らないように均していきます。

最後に入り隅を刷毛で均しながら、木部に付着した材料を取り除きます。

通気を良くし、1日乾燥させます。

乾燥した後、畳やスイッチプレート等を復旧して工事完了です。

床の間は綺麗な網代天井でした!

京壁の色は明るめだったので、お部屋全体が明るくなりました。仕上がりについてもご満足いただけたようで大変嬉しく思っています。

左官屋さん曰く、京壁塗りの仕事は年に数えるほどしか入らなくなってしまったとのことです。和室を洋室に変えるリフォームのご相談も多く、意匠性、機能性共に高いクロスも増えてきましたのでリフォームの提案の幅も広がってはいますが、和風住宅の本来の良さが残せる工事ができるのも弊社の強みでもありますので、その点職人さんと協力し今後も長く維持できるよう努めて参ります!

補修工事の難しさ(壁補修、塗装工事、建具補修などなど)

こんにちは。伊藤です。

今日は先日施工しました補修工事をご紹介します。

補修内容としては床工事・玄関回りの木補修工事にて入らせていただきました。

その中でも、玄関回りの工事についてピックアップします。

玄関回りの木部にシロアリが発生し、

木部がダメージを受けてしまいました。(シロアリは既に駆除済み)

状態としてはこのような状況です。

施工前写真
施工前写真

指で表面を押してみると凹んでしまい、木の内部が食われているのがわかります。

施工前写真

柱もダメージを受けています。また固定の建具の土台も同様のダメージでした。

早速解体に取り掛かります。

解体作業
解体作業

綺麗に外せました。

ですが、内部にこんなにも配線が通っていました。

大工さんが慎重に、そして色々と想定ながらノコを入れてくれたおかげで、

配線を切ることもありませんでした。フゥ。。

そして、ここからは大工さんに色々な工具を使ってもらい、

補修パーツを制作してもらいます。

補修パーツ制作
補修パーツ制作

そしてそのパーツを取り付けると、このようになります。

補修パーツ取り付け後
補修パーツ取り付け後

綺麗に取り付けができました。

そして、仕上げの塗装を行います。

マスキング作業
マスキング作業
塗装後
塗装後

いかがでしょうか。馴染みは出たと思います。

0から物を作り上げていくことも大変ですが、

出来上がっているものを補修していくこともまた、大変です。

補修も、結局はその補修する箇所がどのように作らせているか想像する力が必要です。

でも、この難易度がやりがいだったりするものです。

ではまた!

外構改修工事(門柱タイル仕上げ、インターロッキング工事等)

こんにちは、大川です。先月いっぱいまで、外構の改修工事に入らせていただきました。

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門柱は既存の門柱を全て撤去してからブロックを積み直し、お客様のご要望で木目調タイルで仕上げました。タイルはサンプル1枚見ただけだとなかなか施工イメージが湧かなかったりするのですが、郵便受けの口金との色合いバランス良く納まり、お客様にもご満足いただきました。

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塀はブロックから積み直し、フェンスと伸縮門扉を新調しました。

お隣さんのとの塀も1.2mしかなかったため部屋の中まで見えてしまう高さでしたので、視界を遮るためにフェンスの高さを2m程度としました。リビング前に土間を設けフリースペースとして使用するため、その点も踏まえた高さです。とても明るい印象になりました。

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塀に沿って花壇スペースを設け、紫陽花等出来る限り移植できるものは移植をしました。ブロックまで全て土間で仕上げてしまうと、雨水の排水の問題も出てくるので、その点も踏まえバランスの取れたレイアウトになったと思います。また、草むしりの負担も大幅に軽減されると思います。

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アプローチはタイルとインターロッキングで仕上げました。立地の性質上、玄関回りには若干の勾配があるので、タイルから透水性の良いインターロッキングに変えることで滑りにくいアプローチになりました。また、これからの夏場でも熱を持ちにくいため、外構にインターロッキングを採用することは照り返しを防ぎ地面からの熱も抑えられるため、住環境にとっても良いとされています。

コロナ渦で在宅勤務を行う方や、家から出づらくなってしまった方、いつまで続くかわからない自粛生活を受けて、コロナに関係無くそもそものライフスタイルをインドア型に変えていこうと思う方も多くいらっしゃると思います。

長い時間を過ごすご自宅をより快適に、よりイメージに近いお部屋にする手伝いができたら幸いです。

フローリング日焼け箇所の補修

こんにちは。大川です。

今回はご入居前のフローリング補修をさせていただきました。

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日焼け跡を見るに、恐らくもともと住まれていた方は、画像右にTV台、真ん中に四角形のラグを敷いて、左にソファを置いていたのではないかと思われます。勝手な想像ですが(笑)。この色落ちした部分を、色落ちしていない部分の色に合わせるというような補修作業です。

色味合わせは吹付けによる塗装になりますので、壁やサッシなどに塗料が付いてしまわないように、作業範囲にはしっかりと養生を行います。今回は、日焼けのラインがかなりくっきり出てしまっているため、そのラインをぼかす作業が大変とのことでした。

ぼかし中

ぼかしが完了したら、全体的に色合わせを行います。色味が合ってきたら、木目を合わせていきます。

木目は筆で描いていきます。

とてもざっくりな工程説明で補修屋さんには申し訳ありませんが、もっとたくさんの工程を重ねて丁寧に仕上げていただいていたことと思います。

after
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日焼け跡はほとんど分からなくなりました。流石としか言いようがありません(^^ゞこの後、ワックスを塗布して仕上げました。

床の他にも建具や家具などの木部凹みの補修や、アルミ・人工大理石の補修なども対応可能です。何かご相談事があればお気軽にお問い合わせください!

目透かし天井張替え・フローリング張替え、インナーサッシ、防滑シートetc.

ご無沙汰しております。伊藤です。

大川に続きまして、今回は僕、伊藤の番です。

よろしくお願いいたします。

さて、2020年の11月中旬頃から、とある木造戸建ての

修繕工事に入らせていただいておりました。

内容をざっくりお伝えすると、

和室の目透かし天井の取り換え、洋室のフローリングの張替え、クロス張替え、

インナーサッシ、外壁・屋根塗装などなど… 色々と施工をさせていただきました。

本日は、一部抜粋で施工をお伝えいたします。

まず、目透かし天井。

以前、2階バルコニーから漏水があったようです。

(漏水修繕につきましては、他社様が施工済み)

弊社はこちらの目透かし天井を交換させていただきました。

念のため、取り外しとともに、漏水がないかチェックします。

さっそくポイントを発見。

この部分を伝ってバルコニーから雨水が侵入したようです。

シミは残っていますが、木材は乾燥しており、腐食はありませんでした。

漏水修繕はしっかり完了しているようです。問題なし!

では早速新しい天井を取り付けていきます。

無事完了!奇麗になりました。

フローリングの張替えは1階、2階の2か所を行いました。(1階を抜粋)

湿気が溜まっていることもなく、カビやシロアリの発生はありませんでした。

大引き、根太ともに問題なし!

お選び頂いたフローリングも非常に良いもので、

温もりのあるより良い雰囲気のお部屋になりました。

また、今回の施工ではインナーサッシも取り付けをさせていただきました。

ちょうど施工させていただい期間に本格的に寒くなってきたものですので、

取り付け後は、【暖かくなった】とお客様からコメントを頂戴しました。

ガスストーブの効きもよくなったと体感していただきました。

そして何より室内側の結露を抑えることができるようになったことも

大変喜んでいただきました。なんだかこちらもハッピーになりました!

また、今回は外壁、屋根の塗装で足場を掛けることもあり、

折角ですのでバルコニーも改修工事をさせていただきました。

既存のバルコニーは、下屋の上に鉄パイプで骨組みを作り、

その上に塩ビデッキが取り付けているものでした。

一部、ベコベコ沈んでしまう部分があるので、早速解体をしてみます。

雨や湿度により、角パイプが錆びて朽ちていました。

こちらを綺麗に撤去します。

すっきり!!

今回はこの表面を清掃して、その上に下地シートを貼って、

さらに防滑シートを貼る手法をとりました。

施工後は、このような感じです。

綺麗に仕上がりました!

しっかりと滑り止めパターンがついておりますので、

安心してバルコニーをご利用いただけます。

一部抜粋ですが、今回はこのような施工をさせていただきました。

コロナウイルスのこともあり、

やはり皆様ご自宅での時間が増えていらっしゃると思います。

少しでも皆様のご自宅の時間が快適になるように、

これからも変わらず精一杯取り組んでいきますので、

どうぞよろしくお願いいたします。

もちろん、施工の際はしっかりと感染症対策を行いますので、

ご安心くださいませ。

ではまたっ!!